メンテナンス
![メンテナンス](https://www.nakanokanri.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/メンテナンス2.jpg)
下水道のメンテナンス
下水道は、私たちに快適な生活をもたらしてくれるばかりではなく、水環境、生活環境を守る要です。
下水道が持っている重要な機能を安定して発揮させるには、適切なメンテナンスが必要です。
メンテナンスの重要性
下水道は、上水道と違って生活における重要性が高くない。と思われがちです。
しかし、水を出すためには、使用した後の水を流すための仕組(排水の仕組)も必要であり、安全に管理されなければなりません。
考えてください!水を出す際に、排水のための仕組がなかったら…
私たちは、生活に必要な下水管を管理することで、地域の皆様の生活を支えます。
管路内テレビカメラ調査
下水道管の中を自走式カメラで調査することで、管渠の状況や勾配状況を確認する事が可能です。
![操作状況](/wp-content/uploads/2020/10/自走式カメラ1.jpg)
人が入り込めない場所も、自走式カメラを入れ、オペレーターによるリモートコントロールで、管内の状況把握が可能となります。
![リモートコントロール](/wp-content/uploads/2020/10/自走式カメラ2.jpg)
動画収録、静止画像の写真撮影なども自走式カメラで撮影することが可能で、それらの情報を元に、報告書の作成、調査結果等を今後の維持管理の基礎資料として使用します。
目視調査
下水道管の大口径(φ800以上)においては、安全機械を使用して管内の安全確認を行った後、調査員が実際に管内に入り、直接目視にて調査を実施します。
![安全確認](/wp-content/uploads/2020/11/安全確認.jpg)
目視調査を行う際には、管内に入る前に、必ず酸素状況など、管内の安全性を確認(確保)します。
![目視調査状況](/wp-content/uploads/2020/11/目視調査_2.jpg)
管内の安全性を確認(確保)した後、実際に調査員が管内に入り、直接目視にて管渠の状態を調査します。
![目視調査状況](/wp-content/uploads/2020/10/目視道調査_3.jpg)
調査員が直接管内に入り、異常個所などを詳細に調査することが可能となるので、劣化の状況や原因の究明などが行いやすいのが特徴です。
流量調査
流量調査とは、下水道を流れる水量を長期的に調査し、不明水の流入状況を調べるための調査です。
不明水とは、日常の生活において下水道を流れるはずのない水のことです。
![カメラ設置状況](/wp-content/uploads/2020/11/インターバルカメラ設置作業.jpg)
インターバルカメラの設置を行います。
![指標設置状況](/wp-content/uploads/2020/11/指標設置.jpg)
指標を設置します。
![定期データ取得](/wp-content/uploads/2020/11/定期的にデータ取得.jpg)
定期的にカメラから送られてくる画像データを取得し、各状況時の流量を計測します。
誤設調査・送煙調査(分流式下水)
家庭の宅内排水設備の雨水及び汚水の排水経路を調べ正しく接続されているかの調査です。
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試験
注水試験
マンホール間に水を溜め、水位の変動により水密性の確認を行います。
気圧試験
マンホール間にエアーを溜め、エアーゲージの変動により水密性の確認を行います。
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![]() チャート紙に記録する事が出来ます。 |